- 主催 : 国立台湾博物館
- 連絡先 : 02-2558-9790
- 料金 : おとな100元 | こども50元
- 開放時間 : 火曜日~日曜日 午前9:30~午後5:00
- 館内設備 : 開放攝影、服務諮詢、無線網路
鉄道の出現によって世界は変わりました。速度を追求するために多くの画期的な技術が導入されました。台湾の鉄道は、清の統治時代に劉銘伝が敷設してから今日に至るまで100年余りの歴史があります。私たちの生活を変えたばかりではなく、台湾島に住む人々は、それぞれに鉄道の思い出を持っています。「鉄道文化常設展」には、「私たちの鉄道」、「列車の日常」、「鉄道情報の解読」、「現代的な時空秩序」の4つの展示コーナーがあります。台湾鉄道の建設事業に 使われていた建物で、歴史的事件、鉄道車両、鉄道建設等に関する図面、写真、文献などの史料や、鉄道を題材にした作品などの展示品を見ながら、改めて鉄道発展の軌跡を振り返ってみましょう。
私たちの鉄道
台湾の鉄道史において、南北を一気に貫通する縦貫線の開通、日帰りが可能となった台北・高雄間の飛快車、そして、台湾の南北を一日生活圏とした台湾高速鉄道といった3度の陸上交通革命が起こりました。移動時間の短縮、路線の開設は都市の発展に変化をもたらし、台湾全体に敷かれた鉄道網は台湾の人々にとっての共通の記憶となりました。
列車の日常
さまざまな制御方式の動力車が、特色のある客車や貨車を牽引し、都市と地方の間を疾走して走っているというのが、多くの人々にとっての鉄道の第一印象でしょう。乗車券、車内サービス、そして駅で列車を待つ一時、列車は昔から私たちの日常に溶け込んでいました。
鉄道情報の解読
列車が定刻に駅に到着できるのは厳密な運行管理システムがあるからです。 車庫、信号所、橋、トンネル等の鉄道建築や、信号機、閉塞器等の鉄道沿線の保安設備が列車の安全な運行を支え、鉄道独特の風景となっています。
現代の時空秩序
鉄道はさまざまな場所、人、物や情報をつないでいます。 鉄道により時間通りに物事を進めるという概念が持ち込まれ、現代の生活秩序における重要なルールとなりました。台湾の人々が共有する列車に乗った時の記憶は、文学、音楽、映画等といった作品となり、鉄道に新たな魅力を添えています。
資料 | 説明 |
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鉄道文化展リーフレット | 鐵道文化展 日文版 DM |
鐵道文化常設展 中文DM | 鐵道文化常設展 中文版 DM |
Taiwan’s Railway Culture Exhibition DM | 鐵道文化常設展 英文版 DM |