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【予告】不可視から可視へ──国立歴史博物館コレクションにみる女性作家たち
展示会紹介

20世紀の台湾における女性美術家たちの歩みは、「見られる客体」から「自らの声で語る主体」へと転じていく、豊かな変容の歴史です。本展では、当館のコレクションから60名の女性美術家とその作品を選び、それぞれの創作の軌跡をたどります。時代の枠組みによる制約を乗り越え、ひそやかな表現から表現者としての自覚へ、不可視から可視へと歩みを進めるなかで、彼女たちは創作の主体性を確立し、独自の造形言語を育んできました。その一人ひとりが個性豊かな台湾美術史を形づくり、当館のコレクションの系譜に確かな足跡を残しています。

展示するのは、水墨画、書、洋画など、具象から抽象までを含む60点の作品です。台湾の女性美術家たちの歩みに沿って、「歴史をたどる―新時代を切り拓いた女性美術家たち」「典雅・変遷―伝統の継承と様式の転換」「現代・融合―自己の超克と芸術表現」の3章で構成します。当館の所蔵作品を通して、世代を超えた女性美術家たちの創作の豊かな広がりと、そのモダニティを浮かび上がらせます。

また、本展は、国立歴史博物館の「美術展の低炭素化:持続可能なキュレーションの推進2.0」計画とも連動しています。展示空間には、モジュール式の展示壁、透け感のある布製の間仕切り、再利用可能な展示什器を採用しています。さらに、QRコードやインタラクティブなデジタル展示を活用することで、展示用の印刷物や印刷資材の使用を抑え、文化の発信と環境の持続可能性を両立する展示を実践します。

本展を通じて、ジェンダーを超える芸術の価値を伝え、鑑賞者と彼女たちとの対話をひらくとともに、多様性と包摂性を大切にする当館の文化的視座を示したいと考えています。
 

展示会情報
会場 googleMap連結 国立歴史博物館
会期 2026/10/16 ~ 2027/01/17
アートワーク
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