展覧の紹介
国立歴史博物館は建館の70週年を迎え、台湾で公的博物館の開拓のあゆみを表していて、アーティストの楊英風さんの象徴的なランドスケープ彫刻の—芸術、環境、人間を中心に、現代の博物館の社会的責任と包容性に呼応しています。楊英風さんの冥寿100歳の今年で、国立歴史博物館は楊英風美術館と共に「英風百年－楊英風芸術大展」を国立台湾工芸研究発展センター・台北現代工芸デザイン分館で開催します。この展覧会は台湾美術史の専門家の蕭瓊瑞教授が主催者として、楊英風さんの一生の創作の精華を整え、2024年インターナショナル博物館の日が提唱している博物館教育と研究機能に応えます。

楊英風さん（1926-1997）は、台湾の近代美術史でまれに見る多才な芸術家です。彼は1960年に初めて国立歴史博物館で個展を開いてから、改革的な芸術観念と独特な創作スタイルは、故郷の情懐から前衛の芸術で、平面の作品から立體の彫刻まで、全世界を舞台にして、領域を越えの創作のあゆみが、近代史と交錯した台湾の芸術発展を反映しています。国立歴史博物館は今度の全面的と参与式の意味深い展覧会を通じて、楊英風さんが芸術実践の中で豊かに輝かしい軌跡を映し出される異なる文化の体験や美学の考えをしめし、台湾ではすでに確立した芸術史の研究をしっかり固めることを期待しております。

展覧会の情報
・期間：2024年5月18日（土）～2024年8月18日（日）
・場所：国立台湾工芸研究発展センター・台北現代工芸デザイン分館
（台北市中正区南海路41号）
・開館時間：火曜日～日曜日 午前9:30～午後5:30
（毎週の月曜日は休館。ただし、祝日やイベントのある場合は別途お知らせ致します。）